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金融緩和競争に日銀は?=外為どっとコム総研 神田卓也

達人の予想 

金融緩和競争に日銀は?

【基調】
 底堅い

【注目イベント】
 ・7/30 日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁会見
 ・米長期金利、主要国株価
 
【本文】
日銀は、29-30日に金融政策決定会合を開き決定事項を30日に発表する。先週には欧州中銀(ECB)がフォワードガイダンスを修正して利下げに含みを持たせた他、米連邦準備制度理事会(FRB)は30-31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、少なくとも25bpの利下げに動く事が確実視されている。そうした中、仮に日銀がノーアクションなら、市場は日銀が緩和競争から脱落したと受け止め、円相場が上昇するリスクを警戒する向きもごく一部にいるようだ。一方で、FOMCの利下げ幅は25bpとなる公算が大きく、「織り込み済み」の25bp利下げなら円相場に大きな影響はないとの見方も根強い。このため、日銀がFOMCに先駆けて緩和に動く必要性は薄いとの見方には頷ける部分が多い。

ただ、元財務官として市場を知り尽くした黒田日銀総裁の頭には、円高に振れてからの「後追い緩和」では効果が減殺されるとの考えもあるはずだ。これまでの経緯から見ても、市場の期待に「先手」を打つのが黒田流であると言えよう。明日の日銀の金融政策発表は正午前後になると見られるが、「FOMCを前に日銀は現状維持で為替は動意薄」と決め付けるのはやや危険かもしれない。予断を持たずに日銀の発表と黒田総裁の会見に臨みたいところだろう。

執筆者 神田卓也

執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長

株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。

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