ジャクソンホール会議を控え様子見 20300-20600のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

●22日のNY株式市場は様子見だったが、ボーイングの上昇でダウは続伸。小売企業が相次いで好決算を発表し買いが先行、ダウは186ドル高まで上昇した。米7月コンファレンス・ボード景気先行総合指数が前月比プラス0.5％となり、市場予想平均の同プラス0.3％を上回った一方、8月製造業PMI（購買担当者景気指数）は49.9に留まり、市場予想平均の50.5を下回った。ジャクソンホール会議に出席した米2地区連銀総裁が追加利下げは不要として、米2年債利回りが10年債利回りを一時上回り、逆イールドが再び発生したことから警戒感が強った。パウエル議長の講演を翌日に控えて様子見ムードが強く、全般軟調に推移。

ダウ工業株　　　　２６２５２.２４（＋　４９.５１）△０.１９％
ナスダック　　　　　７９９１.３９（－　２８.８２）▼０.３６％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２９２２.９５（－　　１.４８）▼０.０５％

●本日の日経平均はジャクソンホール会議を控え様子見と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万０６００円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万０６２８円と比べ３０円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万０６１０円。

●日経平均株価のポイント
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　２万０６２８円　昨日終値
　２万０６００円　ＣＭＥ日経平均先物
　２万０５８１円　５日線
　２万０４８３円　一目転換線

●今週の主な予定　

23（金）
○米 7月 新築住宅販売戸数
○米 前週分 CFTC建玉明細