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米ISMが50割れ=外為どっとコム総研 神田卓也

達人の予想 

米ISMが50割れ

昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。米8月ISM製造業景況指数が景気拡大・縮小の分岐点である50.0を割り込んだ事を受けて105.70円台まで下落する場面もあった。米中貿易戦争の影響などから米景気が後退局面入りするとの懸念が広がる中、米長期金利は約3年ぶりの水準に低下した。また、米セントルイス連銀のブラード総裁は「米連邦準備制度理事会(FRB)は、市場の期待と世界的な貿易戦争に先んじるため、9月に50bpの利下げを実施すべきだ」と述べた。

米中貿易戦争に加え、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitを巡る不透明感も市場心理の重しとなっており、本日も世界的な長期金利低下の流れが続きそうだ。そうした中では、金利低下余地に乏しい日本の円が買われやすく、ドル/円は上値の重い展開が見込まれる。追加緩和の「手詰まり感」を払拭できるか、黒田日銀総裁の講演にも注目しておきたい。なお、本日はウィリアムズNY連銀総裁らFRB要人の講演も数多く予定されており、9月の追加利下げに対する距離感を確認したい。

執筆者 神田卓也

執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長

株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。

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