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「新たなネガティブ要因」発生も、「すでにいい水準まで押した」…!? - ドル円

達人の予想 

◆「トランプ弾劾」の可能性にて、107円割れ…

※ご注意:予想期間は9月26日と表示されていますが、本日(9月25日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「予想を下回る米経済指標(リッチモンド連銀製造業PMI&消費者信頼感指数)」にて上値が押さえられる中、昨日は「トランプ大統領弾劾の可能性」というサプライズが跳び出しました。
「米中貿易交渉難航」との思惑も追い打ちをかけたこともあり、ドル円は“107円割れ”へと売り込まれていきました。

◆しかし「リスク回避の感応度は下がった」…?

一方で「複数のネガティブ要因」が重なった割に、“下値が限定”されている印象があります。
「弾劾へのハードルは高い(実現性は低い?)」ことも影響しているかもしれませんが、少し前であれば大きく反応したであろう「リスク回避要因」が現時点では“それほど騒がれていない”のが実状といえます。
少なくとも「リスク回避の感応度は下がった(反応は鈍い)」と考えても良さそうに思います。

◆「テクニカルの節目」にもすでに到達…!?

「新たなネガティブ要因」の発生で昨日記した“分厚い抵抗ライン”を割り込んだドル円ですが、しかしながら“大きなストップロス”を絡めたわけではありません。
そして“昨日安値(106.961円)”は、「8月急落前レンジ(107-109円)の下限」に相当するのみならず、“8/26~9/18の38.2%押し(106.935円)”ともほぼ合致しています。

明確に割り込むと「下げが加速」する可能性は否めませんが、「すでにいい水準まで押した」と考えながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.718(9/18~9/24の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値4:107.607(20週移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値3:107.539(9/18~9/24の38.2%戻し)
上値2:107.299(20日移動平均線)
上値1:107.183(日足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:107.107(50日移動平均線)
下値1:106.961(9/24安値、8/26~9/18の38.2%押し、大台)
下値2:106.880(週足・一目均衡表転換線)
下値3:106.764(9/9安値、9/3~9/18の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:106.622(9/6安値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値5:106.459(8/26~9/18の50%押し、日足・一目均衡表基準線、-1σ、ピボット2ndサポート)

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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