今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

東京市場のドル/円は、欧米株安の流れを引き継ぐ形で日本株が大幅続落となると1週間ぶりに106円台に沈む場面がありました。ただ、下値は堅く国内勢の押し目買いに支えられる格好で、その後は107.10円台に小戻しています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。


10/3（木）
16:45　デギンドスECB副総裁講演
16:50　仏9月サービス業PMI・改定値
16:55　独9月サービス業PMI・改定値
17:00　ユーロ圏9月サービス業PMI・改定値
17:00　レーン・フィンランド中銀総裁講演
17:00　デコス・スペイン中銀総裁講演
17:30　英9月サービス業PMI
18:00　ユーロ圏8月生産者物価指数
18:00　ユーロ圏8月小売売上高
20:30　米9月チャレンジャー人員削減数
21:30　クオールズFRB副議長講演
21:30　米新規失業保険申請件数
22:40　ホルツマン・オーストリア中銀総裁講演
22:45　米9月サービス業PMI・改定値
23:00　米8月製造業新規受注
23:00☆米9月ISM非製造業景況指数
23:00　テンレイロ英MPC委員講演
25:00　若田部日銀副総裁講演
25:10　メスター米クリーブランド連銀総裁講演
26:00　カプラン米ダラス連銀総裁講演

10/4（金）
07:35　クラリダFRB副議長講演
10:30☆豪8月小売売上高
※☆は特に注目の材料

一昨日の米ISM（製造業）ショックの余波が冷めやらぬうちに、昨日は米9月ADP全国雇用者数の冴えない数字が発表になり、市場心理は一気に悲観に傾きました。そうした中、今夜発表される米9月ISM非製造業景況指数の結果に注目が集まっています。市場予想は55.0と、前回（56.4）から悪化する見通しで、これまで米経済を支えてきた非製造業にも減速の兆しが見られるのか要チェックです。