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狭いレンジの中短い時間足での逆張りも有効

達人の予想 

今週の警戒材料とは


■先週のドル円は50pipsと非常に狭いレンジでの取引となりました。
その前週のイベントが通過したことに加え、米中通商第一弾合意や対中制裁関税見送ったことで、極度のリスクオフが回避されました。

しかし、パウエルFRB議長の利上げに対するハト派とみられる発言からドルの上値も限定されました。

■今週は、クリスマスウィークということで欧米のほとんどが祭日モードとなります。
欧州側に関しては年末にかけて連休と重なることで市場参加者不在となる可能性が濃厚です。
そのことからトレンドが出づらいのが通常のセオリーだとみています。そのためポジションはフラットが妥当だとみています。

■しかし、そんな中、警戒しなければならない材料は以下のものになります。

・北朝鮮情勢の悪化
・香港人権問題
・トランプ大統領の弾劾訴追の行方

となります。

■特に北朝鮮に関しては、軍事行動によるけん制発言がお互いにあり、非核化へ向けての米朝協議も期限を年末に設定していることで米国に対する譲歩を求めていることもやや気がかりなところです。
このまま米国側が北朝鮮に対してこのまま放置するようなことになれば、北朝鮮側の発言でクリスマス前後に「新たな道」に踏み切る可能性も示唆しているので油断できない状況です。

■更に、トランプ大統領自身の弾劾訴追がほぼ確定する中では、政治リスクも表面化する恐れもあります。その意味では、米国民の目を背ける為にも、北朝鮮に対する何らかの行動が出るのではないかとみています。

市場が閑散となっている中では今年の年初の「フラッシュ・クラッシュ」の可能性もゼロではないので、ポジションを取る際には十分に気を付けたいところです。


■最後にドル円の戦略とテクニカル面です。

値動きの少ない中こともあり、短い時間足を使ってカウンターで攻めるイメージです。

特に109円後半では積極的に売りを仕掛イメージです。
更に押し目も109.20~30円程度で買いを入れて早めの利食いを仕掛けたいと考えています。

執筆者 平野朋之

執筆者 : 平野朋之|株式会社トレードタイム代表取締役

トレードタイム 平野朋之 ネット証券にてFX事業全般の業務、自己売買部門でのディーラー業務、投資情報室にて日経225の情報発信、セミナー講師を務める。その後投資顧問会社を経て、マーケット情報発信、セミナー講師、独自手法での資金運用業務を行う

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