今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

東京市場のドル/円は、日本株や米長期金利の上昇に連れて、一時107.10円台まで上昇。しかしその後は106円前半に押し戻されるなど、日本株と同様に伸び悩む展開でした。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

3/17（火）
18:30　英2月雇用統計
18:30☆英11-1月失業率（ILO方式）
18:30☆英11-1月週平均賃金
19:00☆独3月ZEW景況感指数
19:00　ユーロ圏3月ZEW景況感指数
19:00　レーン・フィンランド中銀総裁講演
21:30　カナダ1月証券投資
21:30　カナダ1月製造業出荷
21:30☆米2月小売売上高
22:00　ロシア2月鉱工業生産
22:15☆米2月鉱工業生産指数
22:15　米2月設備稼働率
23:00　米1月企業在庫
23:00　米3月NAHB住宅市場指数
-----☆フロリダなど4州で米大統領選民主党予備選

3/18（水）
06:45　NZ10-12月期経常収支
08:50　日本2月貿易収支
※☆は特に注目の材料

今日の東京市場は比較的穏やかでしたが、果たして欧米市場はどうでしょうか。トランプ米大統領が「米国は新型ウイルス禍でリセッションに向かうかもしれない」などと述べた事から、昨日だけで約3000ドル値下がりしたNYダウ平均の動きが最も気になります。また、欧州市場では独3月ZEW景況感指数に新型コロナウイルス感染拡大の影響がどれほど出るのか確認したいところです。