ドル円、147円台での推移 下げ一服も買い戻しを強める動きまではなし=NY為替序盤
きょうのNY為替市場、ドル円は下げは一服しているものの買い戻しの勢いを強めることもなく、147円台での推移となっている。21日線で上値を止められているようだ。
東京時間に146.60円近辺まで下落したものの、海外市場にかけて下げ渋る動きが見られている。ただ、積極的に買い戻しを強める動きまではない。先週の米雇用統計を受けてFRBの早期利下げ期待が台頭しており、先週のFOMC以前の状況に戻っている印象。
短期金融市場では9月の利下げ確率が90%近くまで上昇しているほか、年内2回の利下げも完全に織り込み、3回の利下げを35%程度の確率まで織り込む動き。
本日147.70円近辺に来ている21日線を早期に回復できるか、それとも145.70円付近に来ている100日線を試しに行くか、次のアクション待ちといった状況。
本日はこのあと日本時間23時に7月のISM非製造業景気指数の発表が予定されている。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
5日(火)
現行付近にはなし
6日(水)
147.00(13.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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