反発、ウクライナ軍の攻撃でロシアの生産がさらに減少=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=65.59(+1.58 +2.47%)
ロシアとウクライナの交戦が続くなか、停戦に応じようとしないロシアに対する米国の追加制裁が警戒されていることや、ウクライナ軍がロシアの製油所への攻撃を続けており、主に欧州向けの石油製品の供給が減少する見通しであることが相場を押し上げた。報道によると、ロシアでは日量120万バレル規模の石油精製能力が失われている。米国がイランに対する新たな制裁を発動したことも買い手がかり。
時間外取引で10月限は一時66.03ドルまで上げ、中心限月として8月6日以来の高値を更新。通常取引開始を控えて急速に上げ幅を縮小する場面はあったが、通常取引が始まると買いが持ち直した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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