東京株式(寄り付き)=売り先行、米経済減速懸念で円高も警戒
5日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比157円安の3万7590円と反落。
前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて堅調だったが、米国株市場では景気敏感株の一角が売られNYダウが5日ぶりに反落した。米経済の先行きに懸念が生じるなか、米長期金利が低下し外国為替市場ではドルが売られ、足もと1ドル=143円台を下回る円高に振れており、これが逆風材料となっている。日経平均の3万7000円台後半から3万8000円大台近辺は累積売買代金が多く戻り売り圧力も意識されやすい。一方、下値では押し目買いニーズも強く、底堅さが発揮される可能性もある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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