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ダウ平均は反落 明日の米CPIに注目=米国株概況

株式 

NY株式11日(NY時間16:23)(日本時間05:23)
ダウ平均   43975.09(-200.52 -0.45%)
S&P500    6373.45(-16.00 -0.25%)
ナスダック   21385.41(-64.61 -0.30%)
CME日経平均先物 42320(大証終比:+500 +1.18%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均、ナスダックとも反落。市場は明日の米消費者物価指数(CPI)と木曜日の生産者物価指数(PPI)に注目していた。9月FOMCに向けた見通しを形成する上で重要な指標となる。

 インフレが予想以上に高ければ、利下げ期待が後退し、米株式市場にとっては目先の大きなハードルとなりそうだ。一部からは「重要なのはCPIだ。これは間違いなく金融政策を左右する」といった声も聞かれる。

 CPIの結果が、来週にワイオミング州のジャクソンホールで開催されるFRBの年次総会に影響を与え、それは9月FOMCの方向性を占う場になると見られている。

 また、市場には米ロ首脳会談への期待も広まっている。トランプ大統領とプーチン大統領による金曜日のアラスカでの首脳会談を控え、市場はウクライナ戦争終結への期待が高めているようだ。

 一方、堅調な米株式市場だが、バリュエーションの過熱感、悪化するマクロ経済見通し、関税の影響、そして季節的な弱含みも指摘されている中、市場がどこまで調整を回避し続けられるかを懸念する声も出ている。ストラテジストは「市場はまもなく消化局面に入るだろう。ただ、それは悪いことではない」との見解も聞かれた。

 エヌビディア<NVDA>とAMD<AMD>が本日の市場の話題となっていたが、中国へのAI半導体の売上の15%を米政府に支払うことで合意したと伝わった。輸出ライセンス確保に向けた合意の一環。トランプ大統領も先ほど正式に言及した。序盤は両銘柄とも軟調な値動きも見られていたが、上げに転じている。ただ、一部からはそのスキームが他の分野にも適用されるのか注視しているとの声も聞かれた。

 テスラ<TSLA>が上昇。主力の「モデルY」の納車見積もり期間を従来の1-3週間から4-6週間に延長した。これは受注増加の兆しと見られている。

 半導体のマイクロン・テクノロジー<MU>が上昇。取引開始前に6-8月期決算(第4四半期)のガイダンスの上方修正を発表し、1株利益、売上高見通しを引き上げた。DRAMの価格改善が寄与したとしている。

 アルベマール<ALB>、リチウム・アメリカズ<LAC>などリチウム関連株が上昇。中国が主要なリチウム鉱山の操業を停止した。

 仮想通貨関連株が上昇。ビットコインが12万ドルを回復し、一時過去最高値に接近した。特段の買い材料は見当たらないが、機関投資家や企業による強い需要が暗号資産市場全体を支えているようだ。

 テレビ局・ラジオ局のテグナ<TGNA>が大幅高。同業のネクスター<NXST>が同社の買収交渉を進めていると伝わった。交渉はかなり進展した段階にあるという。

 バイオ医薬品のアルビナス<ARVN>が上昇。同社とファイザー<PFE>は、ESR1変異を有するER陽性およびHER2陰性の進行性乳がん治療薬「ベプデゲストラント」について、FDAが新薬承認申請(NDA)を受理したと発表した。

 イスラエルのソフトウエア開発のマンデー・ドットコム<MNDY>が決算を受け大幅安。第3四半期の売上高見通しが予想を下回ったほか、通期の売上高見通しも従来の予想を維持したことに失望感が広がっている模様。

 カナダの鉱山会社バリック・マイニング<B>が決算を受け下落。西アフリカのマリの軍事政権による金鉱山のルーロ・グンコトの押収に伴い、10億4000万ドルの損失計上を明らかにしたことが嫌気されている。

 ティルレイ<TLRY>やキャノピー・グロース<CGC>など大麻株が大幅高となった。トランプ大統領がきょう、マリファナをより危険性の低い薬物に再分類するかどうかを検討しており、今後数週間以内に決定すると述べたことが材料視されている。

 AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>が上昇。同社は明日の引け後に決算発表を予定しているが、その前にアナリストが強気姿勢を維持した。目標株価を従来の66ドルから135ドルに引き上げ、投資判断は「買い」を継続。

 生鮮果物や野菜を手掛けるドール<DOLE>が決算を受け下落。通期のEBITDAの見通しが予想を下回ったほか、下半期は一部コストが高止まりする見込みだと述べたことが嫌気された模様。

アルベマール<ALB> 80.76(+5.28 +7.00%)
リチウム・アメリカズ<LAC> 3.05(+0.26 +9.32%)
ピエモント・リチウム<PLL> 10.27(+1.27 +14.11%)

マイクロン<MU> 123.72(+4.83 +4.06%)
テグナ<TGNA> 19.87(+4.56 +29.78%)
アルビナス<ARVN> 6.59(+0.30 +4.69%)
マンデー・ドットコム<MNDY> 174.13(-73.91 -29.80%)
バリック・マイニング<B> 22.84(-0.59 -2.52%)

ティルレイ<TLRY> 0.92(+0.27 +41.82%)
キャノピー・グロース<CGC> 1.58(+0.33 +26.40%)
クロノス<CRON> 2.67(+0.37 +16.09%)

コアウィーブ<CRWV> 139.78(+10.23 +7.90%)
ドール<DOLE> 13.45(-1.18 -8.07%)

コインベース<COIN> 319.62(+9.08 +2.92%)
MARA<MARA> 15.66(+0.28 +1.82%)
ライオット<RIOT> 11.11(+0.03 +0.27%)
マイクロストラテジー<MSTR> 400.25(+5.12 +1.30%)

アップル<AAPL> 227.18(-1.91 -0.83%)
マイクロソフト<MSFT> 521.77(-0.27 -0.05%)
アマゾン<AMZN> 221.30(-1.39 -0.62%)
アルファベットC<GOOG> 201.63(-0.46 -0.23%)
アルファベットA<GOOGL> 201.00(-0.42 -0.21%)
テスラ<TSLA> 339.03(+9.38 +2.85%)
エヌビディア<NVDA> 182.06(-0.64 -0.35%)
メタ<META> 765.87(-3.43 -0.45%)
AMD<AMD> 172.28(-0.48 -0.28%)
イーライリリー<LLY> 635.22(+9.57 +1.53%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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