小幅高、米ロ首脳会談を控えて下げ一服=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=63.96(+0.08 +0.13%)
今週末15日のトランプ米大統領とロシアのプーチン大統領のアラスカ会談を控えて、先週にかけての下げが一服した。先週末8日を期限として、ウクライナ戦争を止めようとしないロシアに対して米国は追加制裁を警告していたものの、トランプ米大統領は対応についてプーチン大統領次第であると発言し、制裁発動を見送った。トランプ米大統領はプーチン大統領との会談について手探りであると述べ、合意ありきの会談ではないことを示唆している。
時間外取引で9月限は63.02ドルまで軟調に推移した後、通常取引開始を控えてプラス圏に浮上。通常取引序盤には64.44ドルまで強含んだ。その後は上値が重く、プラス圏とマイナス圏を往来する場面はあったが、引けにかけては買いが優勢となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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