東京株式(前引け)=続伸、後半買い直され高値圏で着地
18日前引けの日経平均株価は前営業日比379円53銭高の4万3757円84銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は10億7722万株、売買代金概算は2兆6002億円。値上がり銘柄数は1158、対して値下がり銘柄数は396、変わらずは65銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は前週末に続きリスク選好の地合いが継続した。前週末の米国株市場ではNYダウが小高く引けたものの、ナスダック総合株価指数は続落とやや上値が重くなっている。半導体関連が売られるなど一部利食いを優先する動きもみられるが、東京市場では引き続き先高期待が根強く、押し目待ちに押し目なしの状況となっている。日経平均は途中伸び悩む場面はあったものの、前場中盤以降は買い直され一時400円あまりの上昇をみせた。また、前引けも強気優勢のまま高値圏で着地している。値上がり銘柄数は全体の7割を超えた。
個別では売買代金トップとなったソフトバンクグループ<9984>が堅調、サンリオ<8136>も活況高が続いている。三菱重工業<7011>が堅調、IHI<7013>も高い。古河電気工業<5801>も買いが優勢。電算システムホールディングス<4072>が値を飛ばし、三越伊勢丹ホールディングス<3099>の物色人気も目立つ。半面、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>が売りに押され、ソニーグループ<6758>も冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。東京電力ホールディングス<9501>など電力株も総じて利食われた。WOWOW<4839>、アンビスホールディングス<7071>が急落した。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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