【海外市場の注目ポイント】8月の独PMI速報値など
日本時間午後4時半に8月の独購買担当者景気指数(PMI)速報値、同午後5時に8月のユーロ圏PMI速報値が発表される。8月の独PMI速報値は、製造業の大方の予想が48.8、サービス業の大方の予想が50.3となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の49.1、50.6から低下するとみられ、8月のユーロ圏PMI速報値は、製造業の大方の予想が49.5、サービス業の大方の予想が50.8となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の49.8、51.0から低下すると見込まれている。12日に8月の独ZEW景況感指数が発表されており、予想を下回っていた。8月の独PMI速報値や8月のユーロ圏PMI速報値も同様の結果になるようであれば、ユーロ圏の景気回復期待が後退し、ユーロが売られる可能性がある。
また、日本時間午後5時半には8月の英PMI速報値も発表される。製造業の大方の予想が48.3、サービス業の大方の予想が51.8となっており、製造業が前月の48.0から上昇する一方、サービス業が前月の51.8から変わらないとみられている。
さらに、日本時間午後9時半には8月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、同午後10時45分には8月の米PMI速報値、同午後11時には7月の米中古住宅販売件数、7月の米景気先行指数も発表される。8月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、大方の予想が6.5となっており、前月の15.9を下回り、4カ月ぶりに低下すると見込まれ、8月の米PMI速報値は、製造業の大方の予想が49.7、サービス業の大方の予想が54.2となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の49.8、55.7から低下するとみられている。7月の米中古住宅販売件数は、大方の予想が年換算392万戸となっており、前月の同393万戸を下回り、2カ月続けて減少すると見込まれ、7月の米景気先行指数は、大方の予想が前月比0.1%低下となっており、前月比では2カ月続けて低下するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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