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FX/為替「日銀追加利上げへ、円は出尽くし売りを警戒」 外為どっとコム トゥデイ 2025年1月24日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2025年1月24日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼23日(木)の為替相場
(1):日本 半年ぶりの貿易黒字
(2):新規失業保険申請件数 予想を上回る
(3):トランプ米大統領 ダボス会議で発言

▼23日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:円が売られるリスクが大きい/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

23日(木)の為替相場

期間:23日(木)午前7時10分~24日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本 半年ぶりの貿易黒字

日本12月貿易収支(通関ベース)は、予想(685億円の赤字)に反して1309億円の黒字だった。黒字は6月以来半年ぶり。なお、2024年通年の貿易収支は5兆3326億円の赤字となったが、赤字額は前年から約44%減少した。

(2):新規失業保険申請件数 予想を上回る

米新規失業保険申請件数は22.3万件と、市場予想(22.0万件)を上回り前週(21.7万件)から増加した。なお、失業保険の継続受給者数は189.9万人と2021年11月以来の水準に増加した。

(3):トランプ米大統領 ダボス会議で発言

米国のトランプ大統領が世界経済フォーラム(ダボス会議)にオンラインで参加。「原油価格が下がれば、政策金利をただちに下げるよう要求する。同様に、世界中で金利が引き下げられるべきだ」と発言。その後、ホワイトハウスで記者に真意を尋ねられると「エネルギー価格が下がれば、インフレの多くが解消されるだろう。そうなれば政策金利も自然に下がるだろう」とやや主張をトーンダウンさせた。ただ、「私は政策金利について彼ら(FRB)よりずっとよく理解している」「反対意見がある場合は表明するつもりだ」とFRBへの不信感も口にした。市場は、トランプ米大統領の利下げ要求発言にドル売りで反応。クロス円は一時ドル/円につれて下落したが、ストレートドルの上昇や米国株高を支えに切り返した。

23日(木)の株・債券・商品市場

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ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:円が売られるリスクが大きい

昨日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落した。日本株の上昇などを背景に円売り主導で156.76円前後まで強含んだが、海外市場ではドル売りに傾き1円近く反落。米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したほか、トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)に即時の利下げを要求する考えを示したことで155.74円前後まで下落した。トランプ大統領の利下げ要求に関しては、FRBの独立性を考慮すれば非現実的な内容であろう。実際に、米金利先物が利下げ加速を織り込む動きは全く見られない。為替市場への影響も一時的かつ限定的と見てよいだろう。
本日は日銀が政策金利を0.25%から0.50%に引き上げる公算で、市場の関心は今後の利上げの道筋に向かっている。7月に参院選が予定されていることから、現時点で次の利上げは9月以降になるとの見方が有力だ。今回の利上げは「織り込み済み」なだけに、植田総裁の会見などで利上げ前倒し観測が高まらない限り円が大幅に上昇することはないだろう。むしろ、利上げ後に「ひとまず材料出尽くし」として円が売られるリスクの方が大きいと見ている。

注目の経済指標:日銀金融政策決定会合

注目のイベント:日銀総裁会見

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

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執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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