ドル円は148円30銭前後=NY為替序盤
ドル円は148円30銭前後=NY為替序盤
きょうのNY為替市場は、米債利回りの低下などを受けてドル売りがやや優勢となった。ロンドン朝に4.4475%を付けていた米10年債利回りが4.4175%まで下げる中で、ドル売りとなり、ドル円はロンドン朝の148円89銭から148円20銭前後まで下げた。東京朝の148円29銭を割り込んでストップロス注文も見られた。もっとも安値からは少し買いが出て148円40銭台まで反発。
149円台でのドル買いにやや慎重姿勢が見られる中で、週末を前にしたポジション調整のドル売りが出た面もあると見られる。行き過ぎた動きには警戒感もあり、安値からの反発を誘った。
NY株式市場は比較的落ち着いたスタート。第2四半期決算発表の時期だけに個別銘柄では動きが見られるが、大きな流れにはなっていない。
ユーロドルもロンドン市場からのドル売りの流れを受けて、1.1668まで上値を伸ばした。東京朝は1.1590台を付けており、しっかりした動きとなっている。
ポンドドルは1.3475まで上昇。ロンドン朝に1.3411を付けたが、その後ポンド高。東京市場から1.34台前半でもみ合った後、一旦ロンドン朝に安値をトライも1.3400手前がしっかりしており、その後は反発する展開となっている。
ユーロ円はロンドン市場朝にドル円の上昇もあって173円台を付けると、その後この時間帯まで173円ちょうどを挟んでの推移が続いている。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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