【本日の見通し】明日の米FOMCなどをにらみつつ、ドル高基調は継続へ
【本日の見通し】明日の米FOMCなどをにらみつつ、ドル高基調は継続へ
ドル高円安基調が見られ、ドル円は148円50銭台を付ける展開となっている。東京朝もドル高圏での推移となっており、流れの継続が見込まれる。
もっとも明日は米連邦公開市場委員会(FOMC)と第2四半期GDP速報値が控えている。明後日の日銀会合、金曜日は米雇用統計とISM製造業景気指数と重要イベントが並ぶ展開。イベントを前に上値追いに少し慎重になる可能性がある。
149円から150円にかけて並ぶドル売り注文をこなせるかどうかがポイントとなりそう。
今日は米JOLTS求人件数とコンファレンスボード消費者信頼感指数が発表される。JOLTS求人件数は予想値からのブレがよく見られる指標だけに注意が必要。
ユーロドルは昨日東京午後から海外市場にかけてユーロ売りドル買いが進んだ。米EUの関税合意の内容を警戒する動きや、欧州諸国の集まりであるEUにおいて、フランスをはじめ国によっては合意内容にかなりの不満を示しているところがあることからの政治的な混乱を嫌気する動きがユーロ売りにつながっている。
この後も上値の重い展開か。1.1500をターゲットとする展開が見込まれる。ユーロ円はドル円の堅調さがある程度の支えも、ユーロ売りの勢いが強い。上値が重い展開が見込まれる。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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