【海外市場の注目ポイント】米中貿易協議など
きょうも前日に続いてスウェーデンのストックホルムで米中貿易協議が行われる。米中の高関税一部停止の期限を8月12日に迎えることになっており、その延長に合意できるかが今回の協議の焦点になっている。1日目が終わった時点で米中どちらの関係者からも相手を非難するようなコメントは出てきておらず、協議は大きな問題なく進んでいることをうかがわせている。米中が高関税の一部停止の期限を延長することで合意するようであれば、米中貿易摩擦の激化による米国の景気下振れへの警戒感が後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、日本時間午後11時に6月の米雇用動態調査(JOLTS)や7月の米消費者信頼感指数速報値が発表される。6月の米JOLTSは、求人件数の大方の予想が750万件となっており、求人件数が前月の776万9000件から減少するとみられ、7月の米消費者信頼感指数速報値は、大方の予想が96.0となっており、前月の93.0を上回り、2カ月ぶりに上昇すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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