アジア株 上海株3日続伸、米中関税休戦や中印関係改善で資金流入期待 豪州株反落
アジア株 上海株3日続伸、米中関税休戦や中印関係改善で資金流入期待 豪州株反落
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 25135.71(-41.14 -0.16%)
中国上海総合指数 3744.10(+16.07 +0.43%)
台湾加権指数 24424.33(-58.19 -0.24%)
韓国総合株価指数 3163.50(-13.78 -0.43%)
豪ASX200指数 8894.90(-64.37 -0.72%)
アジア株は上海を除いて下落。
豪州株は反落、前日に史上最高値を更新したことから利益確定の売りに押されている。
韓国株は続落、約2週間ぶり安値をつけている。LGディスプレイやLG電子、SKハイニックスなどハイテク関連が総じて下落している。
上海株は3営業日続伸。米中関税休戦の延長や米対中2次関税見送り、景気支援策期待、インドからの資金流入期待などを受け堅調。きのうは終値ベースで2015年8月以来10年ぶり高値を更新した。
中国首相は今年の成長目標を達成させるため経済回復と発展拡大に向けた努力を強化するよう呼びかけた。低迷し続ける不動産市場を安定化させるための措置を講じる必要があると述べている。7月の中国統計は総じて弱い内容だった、特に住宅指標は前月から悪化した。ただ、米中摩擦緩和で中国株が高値を更新しているため、当局が早期に景気支援策を打ち出す可能性は低い。
中国外相とインド外務大臣はきのう会談し、中印は困難な時期を経験したが現在は前進を目指し交流と対話を再開しているとの声明を発表、二国間関係の改善にあたり、外国からの「酷いいじめ・干渉」を拒否する必要性を主張した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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