米インフレ指標、ドル相場を動かす可能性=NY為替
ストラテジストはレポートで、7月の米インフレ指標が今週のドル相場の行方を左右する重要材料になると指摘した。想定以上に高めの数字が出れば、FRBの利下げ観測を変動させる可能性があるという。
同ストラテジストは「インフレが予想を下回れば利下げ期待が高まり、最近のドル安が一段と進む可能性がある。一方、インフレが予想以上に上昇すればFRBの姿勢に不透明感を与え、米国債利回りを支える可能性がある」という。その場合、ドルは短期的に反発する展開もあり得ると述べている。
明日は7月の米消費者物価指数(CPI)、木曜日に生産者物価指数(PPI)が発表される。
*米消費者物価指数(CPI)(7月)12日21:30
予想 0.2% 前回 0.3%(前月比)
予想 2.8% 前回 2.7%(前年比)
予想 0.3% 前回 0.2%(コア・前月比)
予想 3.0% 前回 2.9%(コア・前年比)
*米生産者物価指数(PPI)(7月)14日21:30
予想 0.2% 前回 0.0%(前月比)
予想 2.5% 前回 2.3%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.0%(コア・前月比)
予想 3.0% 前回 2.6%(コア・前年比)
USD/JPY 147.97 EUR/USD 1.1603 GBP/USD 1.3414
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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