ドル円、148円付近での推移 円のボラティリティが1月24日以来の低水準に=NY為替
NY時間の中盤に入って、ドル円は148円付近での推移となっている。明日の米消費者物価指数(CPI)を警戒して為替市場はドル高の動きが優勢となっており、ドル円も買い戻しが出ている。ただ、積極的に上値を試す動きまでは見られず、148円台には慎重なようだ。
ドル円は100日線と200日線の間での上下動が続いているが、オプション市場では円のボラティリティの下げが続いており、1月24日以来の水準に下げている。ボラティリティは5月から7月まで3カ月連続で下落し、8月もこれまでのところ低下が続いている。背景には、関税懸念の後退や米株式市場が史上最高値付近で推移していることが挙げられている。
USD/JPY 148.02 EUR/JPY 171.80
GBP/JPY 198.66 AUD/JPY 96.39
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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