ドル円は一時強含むが、動意は限定的=東京為替前場概況
東京午前のドル円は148.11円付近まで強含み。格付け会社S&Pが米国債の格付けを「AA+」で据え置いたことがドル買いを誘った。ただ、反応は一時的。米カンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)におけるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言から米追加利下げを確信しようとする市場参加者が多いなか、模様眺めムードが強い。
クロス円は軟調。米格付けの据え置きを受けたドル買いが欧州通貨や資源国通貨を圧迫している。ユーロ円は172.00円付近、ポンド円は199.28円付近、豪ドル円は95.80円付近まで軟化。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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