アジア株 総じて上昇、台湾株は大幅続落
東京時間17:42現在
香港ハンセン指数 25165.94(+43.04 +0.17%)
中国上海総合指数 3766.21(+38.92 +1.04%)
台湾加権指数 23625.44(-728.06 -2.99%)
韓国総合株価指数 3130.09(-21.47 -0.68%)
豪ASX200指数 8917.97(+21.82 +0.25%)
インドSENSEX30種 81888.81(+244.42 +0.30%)
20日のアジア株は総じて上昇。米ハイテク株や半導体関連株の下げを受けて売りが先行する市場が多くみられたものの、売りが一巡すると多くの市場が上昇に転じた。台湾株は大幅続落。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)や電子機器の受託生産企業の鴻海精密工業が下げを主導した。上海株は反発。中国当局による景気対策への期待感などから2015年8月以来の高値圏まで上昇した。
上海総合指数は反発。ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、化学繊維メーカーの恒力石化、ウエハメーカーの三安光電、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が買われた。
香港ハンセン指数は反発。光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、食品メーカーの康師傅控股(ティンイー)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)が買われる一方で、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が売られた。
豪ASX200指数は小反発。電気通信会社のコーラス、総合メディア企業のニューズ・コーポレーション、ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステートが買われる一方で、旅行代理店のフライト・センター・トラベル・グループ、エネルギー会社のAGLエナジーが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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