ドル円は午前の上昇が一服=東京為替概況
ドル円は午前の上昇が一服=東京為替概況
東京終盤のドル円は147円台前半で伸び悩み。先週末の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で、パウエル米連邦準備制度理事会
(FRB)議長が利下げが必要となる可能性に言及し、ドル安となった。東京午前では、前週末のドル安の反動から一時147.53付近まで戻す場面があったものの、午
後は上値の重い展開となり、147円台前半で推移した。
ユーロドルは下げ一巡。午前のドル高基調の中で一時1.1694付近まで下落したが、午後はドル売りが入って下げ渋り、午前の下げを帳消しにした。
ユーロ円は上げ一服。ドル円につれ高となり、午前に一時172.58付近まで上昇。午後は上昇が続かず、172円台前半で伸び悩んだ。
ポンドドルはドル高基調で午前に一時1.3500を割り込んだが、この後英国が休場(サマーバンクホリデー)と言うこともあり、動きは抑えられ、1.35台に戻している。ポンド円は198円台半ばを挟んでの推移から、ドル円の上昇を受けて午前に199円10銭台まで上昇。その後199円00銭を挟んでの推移となっている。
日経平均は続伸。終値は前営業日比174.53円高の4万2807.82円となった。
午後3時41分現在では、ドル円は1ドル=147.17円前後、ユーロ円は1ユーロ=172.42円近辺、ユーロドルは1ユーロ=1.1716ドル前後で取引されている。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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