反落、露ヴォルゴグラード製油所が再稼働へ=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=63.25(-1.55 -2.39%)
今月14日にウクライナのドローン攻撃を受けたロシアのヴォルゴグラード製油所が当初の予定よりも1週間程度早く操業を再開すると伝わったことが相場を圧迫した。ヴォルゴグラード製油所の処理能力は日量30万バレル規模と、ロシア最大級。ただ、ウクライナ停戦の糸口になると見られていたロシアとウクライナの首脳会談が開催される見通しがないことは下支え要因。
時間外取引で10月限は下落。通常取引開始後は下げ幅を縮小する場面はあったが、戻りが売られると63.13ドルまで一段安となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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