【本日の見通し】方向性を探る展開続く
【本日の見通し】方向性を探る展開続く
ドル円は次の方向性を探る展開が続いている。9月の米利下げ期待は織り込みが進んでおり、新規材料とはなりにくい。年内の利下げについては2回の見通しが広がっており、変化がなければ動きが出てこないが、期待を動かすだけの材料に欠ける。
ドル円は147円台を中心とした推移が見込まれる。レンジを超えても146円台後半では買い、148円台前半では売りが出る展開で、大きな動きにはなりにくい。
明日の米PCE価格指数などの一連の発表待ちか。明日は日本の8月東京消費者物価指数もあり、物価動向からある程度の動きが出る可能性がありそう。
今日の指標では21時半の米第2四半期GDP改定値が注目、速報値からブレが小さければ影響は限定的も、雇用の弱さもあり、個人消費が下方修正されていれば、弱めに出る可能性がある。
ユーロドルは1.16台を中心とした推移か。下げ一服の期待も、上値を積極的に試す勢いは見られず。
ユーロ円は171円台を中心とした推移が見込まれる。ドル円次第では上下にブレがありそう。
ポンドドルは1.35近辺まで上昇してきた。ユーロドル同様に下げ一服の期待。1.35台後半の売りを崩せるか。
ポンド円は199円台で少し売りが出ているが、対ドルでのポンド買いが進むと上方向のトライを期待。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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