東京株式(寄り付き)=反落、エヌビディア株が時間外で下落
28日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比212円安の4万2308円と反落で始まった。
前日の米株式市場は、NYダウが147ドル高と続伸し、主要株価3指数はそろって上昇。取引終了後にエヌビディア<NVDA>が発表した25年5~7月期の決算は、売上高と調整後1株利益がともに市場予想を上回る結果となった。同社は8~10月期の売上高が540億ドルを中心にプラスマイナス2%の範囲になると予想。ただしAI半導体「H20」の中国向けの出荷による影響は織り込まなかった。発表を受けて時間外取引でエヌビディアの株価は下落。直近で上昇基調にあったことから利益確定目的の売りが出たとみられている。東京市場において時間外取引でのエヌビディア株の下落は、半導体関連株の重荷となっている。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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