アジア株 上海株は大幅反発 米中「第2次貿易戦争」控え当局が株式市場安定化策を発表

アジア株　上海株は大幅反発　米中「第2次貿易戦争」控え当局が株式市場安定化策を発表

東京時間11:12現在
香港ハンセン指数　　 19841.74（+62.97　+0.32%）
中国上海総合指数　 3272.77（+59.15　+1.84%）
台湾加権指数　　　　 23525.41（休場）
韓国総合株価指数　 2524.60（-22.46　-0.88%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 8372.20（-57.59　-0.68%）

アジア株は高安まちまち。

トランプ関税への警戒感が高まっており豪州と韓国は下落、大幅反発して始まった香港株は上げ幅を縮小している。本日日本時間11時からFOXニュースでトランプ氏のインタビューが流れるほか、24日1時からダボス会議で演説も予定されている。

上海株は大幅反発、約3週間ぶり高値をつけている。中国人寿保険や中国平安保険、中国人民保険集団、中国太平洋保険、新華人寿保険など保険株が大幅高。不動産やハイテク、コミュニケーションサービス、資本財、生活必需品も総じて上昇している。

中国当局は第2次「米中貿易戦争」に対処するため新たに株式市場安定化策を発表した。当局は大手国営保険会社に中国株投資を増やすよう指示したほか、今年から新規保険料の30%を株式に投資するよう要請。また、上場企業に自社株買いを増やすよう要請、中長期ファンドによる中国株投資の割合を着実に増やすことも発表した。