ドル円は148円台後半で小動き、植田日銀総裁の会見を控え=東京為替概況
ドル円は148円台後半で小動き、植田日銀総裁の会見を控え=東京為替概況
東京終盤のドル円は148円台後半で小動き。ドル円は、午前に前日のドル高円安の反動などから軟化し、149円を割り込んだ。正午ごろに日銀金融政策決定会合の結果が公表されると一段と下値を広げ、一時148.59付近まで下落。日銀金融政策決定会合で、政策金利は市場予想通り4会合連続で据え置きとなったが、経済・物価情勢の展望(展望レポート)で物価見通しが大きく引き上げられ、追加利上げ観測が強まったことから円買いが優勢となった。
午後は下げが一服したものの、戻りは限定的。午後3時30分からの植田日銀総裁の会見を控えて148円台後半で小動きとなった。
ユーロドルはドル売り優勢。米10年債利回りの低下からドル安傾向となり、午後に一時1.1454付近まで上昇した。
ユーロ円はドル円同様に円買い一服となり、一時169.73付近まで下落したあと170.30台まで戻した。ポンド円も197円割れに沈んだあと、197円半ばまで
戻した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。