ドル円は147円台推移、昼前からはややドル売りが出る=東京為替概況
ドル円は147円台推移、昼前からはややドル売りが出る=東京為替概況
ドル円は朝方ややしっかり。前日の海外市場ではNY朝に147円80銭台まで上昇後、米ISM非製造業景気指数が軟調でいったん売られ、その後安値から反発という展開。朝は安値からの買い戻しの流れが継続し、147円75銭を付ける場面が見られた、
その後一転してドル売り円買いとなった。自民党の河野議員が外国特派員協会での会見で、円高のため利上げが必要、日本政府は参議院選までに利上げを求めるべきであったなどと発言し、円買いにつながった。ドル円は昼過ぎまでドル安円高が続き、147円31銭を付けた。その後147円50銭台までドル買いが入るなど、一方向の動きにはならず。
米追加利下げ期待がドルの重石となっているが、先週金曜日には一時150円90銭を付けており、行き過ぎた動きにも警戒感が出ている。
ユーロドルは朝から1.15台後半レンジでもみ合い。1.1564-1.1586と22ポイントレンジとなっている。
ユーロ円は170円台後半での推移、こちらもはっきりした方向性は出ず。
ポンドドルは1.3300を挟んでの推移。明日の英中銀金融政策会合は利下げで見通しがほぼ一致。金融政策報告などで、慎重な物価見通しなどが示されるとポンド売りとなる可能性も、事前の動きは限定的。
MINKABU PRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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