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FX/為替「ドル/円、午後の日銀オペに注目 欧米市場は動意欠く展開へ」 外為どっとコム トゥデイ 2023年1月31日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年1月31日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼30日(月)の為替相場
(1):人民元相場急伸で豪ドル強含み
(2):政府・日銀の共同声明見直しを提言
(3):ECB 積極利上げ継続観測が高まる

▼30日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:午後の日銀オペに注目/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

30日(月)の為替相場

期間:30日(月)午前7時00分~31日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):人民元相場急伸で豪ドル強含み

春節(旧正月)明けの上海市場で人民元の対ドル相場が急伸して始まると豪ドルも強含んだ。中国では休暇中の旅行者数が、ゼロコロナ政策の解除によって前年比74%増加。同国の景気回復期待が強まった。また、大連商品取引所では同国の需要に対する楽観的な見方から鉄鉱石先物が急伸した。

(2):政府・日銀の共同声明見直しを提言

財界や学界の有志からなる令和国民会議(令和臨調)が政府・日銀の共同声明見直しを提言すると円買いが強まった。次期日銀副総裁候補とされる翁氏が共同座長を務める同会議の提言によって日銀の緩和修正を巡る思惑が高まった。ドル/円は129.20円前後まで急落。クロス円も一時軟化した。

(3):ECB 積極利上げ継続観測が高まる

スペインの欧州連合(EU)基準1月消費者物価指数(CPI)は前年比+5.8%と予想(+4.8%)に反して前月(+5.5%)から伸びが加速した。これを受けて欧州中銀(ECB)が積極利上げを継続するとの観測が高まった。ユーロ圏域内の国債利回りが上昇する中、ユーロが強含んだ。なお、その後に発表された独10-12月期国内総生産(GDP)・速報値は前期比-0.2%と予想(±0.0%)を下回り、7-9月期(+0.5%)から伸びが減速した。

30日(月)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:午後の日銀オペに注目

昨日のドル/円は130円台半ばへと上昇。次期日銀副総裁候補のひとりとされる翁氏が共同座長を務める令和国民会議(令和臨調)が、政府と日銀の共同声明の見直しを提言したことから129.20円前後まで下落したが、欧米市場に入ると米長期金利の上昇を受けて切り返した。月末のドル買い観測も相まってNYクローズを前に130.57円前後まで上昇した。

本日は日銀が2度目の5年物共通担保資金供給オペを実施する。13時に金額が通知され、14時過ぎに応札額などの詳細が発表される。先週23日に実施した1回目のオペでは1兆円のオファーに対し3.1兆円の応札があったことがわかると長期金利の低下とともに円売りが強まった。

本日もオペ後の本邦長期金利の動向に注目したい。欧米市場にかけては、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、明後日の英中銀(BOE)、欧州中銀(ECB)と続く金融政策発表ラッシュを前に動意が鈍りそうだ。

注目の経済指標:ユーロ圏 10-12月期GDP・速報値

注目のイベント:日銀 共通担保資金供給オペ(5年物)

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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