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【中銀チェック】米FOMCは政策金利を据え置く見込み トランプ大統領の不満強まるか

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【中銀チェック】米FOMCは政策金利を据え置く見込み トランプ大統領の不満強まるか

 7月29日、30日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。結果発表は日本時間31日午前3時。パウエル議長が午前3時半から会見を行います。
 今回のFOMCで政策金利の据え置きとなる見込みです。パウエル議長が利下げを強く要求。トランプ政権関係者からみ利下げを求める発言が相次いでいますが、パウエル議長は据え置きを津よ抜くとの見通しで市場はほぼ一致しています。
 この次、9月16日、17日のFOMCでは利下げを見込む動きが広がっていますが、据え置き期待もそれなりに残っています。今回のFOMC声明とパウエルFRB議長の会見次第では9月も据え置きとの見方が広がる可能性があるだけに要注目です。なお、今回のFOMCはドットプロットを含むFOMCメンバーによる予想(SEP)は発表されません。

 パウエル議長会見や声明については、従来の追加利下げに慎重な姿勢の維持が見込まれています。
 トランプ大統領やラトニック商務長官が利下げを強く求め、ベッセント財務長官も、FRBがこれまでうまくやってきたかを検証することが大事と、利下げに向けた圧力をかける状況。次期FRB議長候補の一人、ウォーシュ元理事が、今投票権があれば利下げに投票すると発言、同じく議長候補のウォラー理事やボウマン副議長なども、利下げを否定してはおらず、利下げに向けた動きが出ていないわけではありません。
 ただ今月16日に発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)では、5月下旬からの米経済が「小幅に拡大した」と評価しており、前回5月のベージュブックでの「若干鈍化した」との表現から上方修正されています。また、物価について12地区すべての上昇が報告されました。こうした状況から今回のFOMCで利下げに向けた姿勢を強めることは難しいとみられます。

 据え置き自体は織り込み済み、会見での利下げに消極的な姿勢が目立つようだとドル買い、可能性が示唆されるとドル売りという反応が期待されます。

MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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