ドル売り優勢、ドル円は先月半ば以来の安値圏に一時下落=東京為替前場概況
東京午前のドル円は一時143.44円付近まで下げ、先月半ば以来の円高・ドル安水準となった。トランプ米大統領がパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長に利下げの催促を続けるなど、中央銀行の独立性が脅かされていることがドル売りを促している。ただ、ドル離れが警戒される反面、最近の米国債は堅調に推移しており、利回り低下が続いている。
ユーロ/ドルは1.1807ドル付近、ポンド/ドルは1.3749ドル付近までドル安推移。ユーロドルの1.18ドル台は2021年9月以来。ただ、ドル円も含めて、東京午前でドル売りは一服気味。
ユーロ円は169.26円付近、ポンド円は197.19円付近、豪ドル円は94.23円付近まで円高推移。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。