ややドル高も落ち着いた動き＝東京為替概況

ややドル高も落ち着いた動き＝東京為替概況
　　　
　2日のドル円は比較的落ち着いた動き。昨日の海外市場ではロンドン市場で142円68銭までドル安円高となったが、米指標とくにJOLTS求人件数の好結果を受けてドルが買い戻され、143円80銭前後を付けた。もっとも戻り高値からはドル売りが出て143円40銭台で東京朝のスタートとなった。朝方はNY午後のドル売りが継続する形で143円32銭を付けたがその後少し戻し、午後に143円86銭とNY市場での戻り高値を超える動きを見せた。もっとも値幅的には小さく、昨日東京朝の高値144円00銭台を試す勢いも見られないという比較的落ち着いた動き。明日の米雇用統計などをにらんでやや様子見ムードとなっている。
　　
　ユーロドルも昨日海外市場での1.1829から1.1761にかけてのレンジの中央値付近でもみ合い。NY昼過ぎに安値を付けた後、夕方にかけて1.1800を回復。朝はその流れが継続し1.1810を付けたが、ユーロ買いも続かず、その後午後にかけて1.1790割れ。
　　　
　ユーロ円は169円台での推移。ユーロドルの堅調さもあり朝の169円20銭から169円55銭まで上昇。
　　　
MINKABUPRESS　山岡