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NY時間にかけてドル高優勢 ドル円は146.75円付近まで上げ拡大=NY為替序盤

為替 

 きょうの為替市場、NY時間にかけてドル高が優勢となっている一方、トランプ関税の発表を受けた円安も続いており、ドル円は146.75円付近まで上げ幅を拡大している。

 前日発表のトランプ関税が注目を集めているが、7月9日の期限が8月1日に再延長された。日本の場合であれば、4月2日の最初の発表時点では関税率が24%だったが、今回はそれが25%に1%上乗せされ、猶予期間が90日から3週間に短縮され、再び先送りしただけのイメージ。

 交渉に前向きな国に対しては柔軟な対応を取る姿勢も示している。トランプ大統領は8月1日の新たな期限について「100%確定したものではない」と述べた。新関税が当初懸念されていたほど厳しくはならないという見方を正当化するとの声も一部からは出ているようだ。

 また、ベッセント財務長官も言及していたが、日本は7月20日に参議院選が控えている。結果次第では政治情勢が流動化するリスクもあり、その場合、日本側は再々延長を要請する必要が出てくる可能性があるのかもしれない。

 全体的に関税措置に対する見方は分かれている。一部のエコノミストからは、「関税によるインフレをを考慮すれば、ドルにとっては完璧な上向きの嵐。米経済指標がFRBの追加利下げを抑制し続けている現状ではなおさらだ」といった声も聞かれる。

 一方、ドル安が今後も続くとの指摘も出ている。「今回の関税措置は最終的に米経済により大きな悪影響をもたらし、米国が国際貿易のルールや秩序を適切に運営できているのかという疑念を強める。ドル安を再燃させる要因は依然として数多く存在している」といったコメントも出ている状況。

 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は146.60円に観測されている。

8日(火)
146.60(9.5億ドル)

9日(水)
144.50(8.6億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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