トランプ大統領による米労働統計局長の解任、ドル安要因に=NY為替
ドルは金曜日の大幅安から下落が続いているが、市場では、景気と米経済指標の信頼性に対する懸念を背景に、9月の早期利下げ期待が上昇している。
そのような中、米大手証券のエコノミストは、トランプ大統領が先週の米雇用統計を受けて、労働統計局局長を解任したことはドルに悪影響を及ぼす可能性があると述べている。米国の政策がより体系的で信頼できるものになっているという最近の見方を覆すことになるという。
「世界の資産運用担当者らは、安全資産の構成を見直す新たな理由として受け止めるだろう」とも述べた。同エコノミストは、特にドルは対円で下落を続けると見ているようだ。
USD/JPY 147.08 EUR/USD 1.1580 GBP/USD 1.3306
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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