ドル円、下値模索が続き一時146円台を付ける場面も=NY為替
NY時間の終盤に入って、ドル円は下値模索が続いており、一時146円台を付ける場面も見られた。本日の市場はドル安が優勢となっており、ドル円も下値模索が続いている。
本日もFOMC委員から発言が伝わっていたが、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は「年内2回の利下げが妥当となお判断。待つよりも金利の方向性反転の方が賢明かもしれない」と利下げに積極的な姿勢も垣間見せている。また、クックFRB理事は、先週の米雇用統計の修正は米経済の転換点の兆しの可能性があるとの認識を示した。利下げを暗示する発言でもある。
これらを受けてドルは戻り売りが優勢となっており、ドル円も下値模索となっている。本日は147.80円付近に来ている21日線に一時接近する場面も見られていたが、上値を抑えられている。
USD/JPY 147.12 EUR/USD 1.1663 GBP/USD 1.3364
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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