【海外市場の注目ポイント】豪中銀総裁の発言など

　日本時間午後５時５５分にブロック豪中銀（ＲＢＡ）総裁が講演する。ブロック総裁は１４日に「金融政策は引き締め的であり、インフレが持続的に目標レンジに戻りつつあると確信するまで引き締め的姿勢を維持する」と述べていた。ブロック総裁がこの日の講演でも金融緩和に慎重な考えを示すようなら、豪ドルが買われる可能性がある。
　
　また、日本時間午後１０時には１１月の独消費者物価指数速報値の発表、同午後１０時半にはビルロワドガロー仏中銀総裁の講演、同午後１０時５０分にはクノット・オランダ中銀総裁の講演、同２９日午前２時にはレーン欧州中央銀行（ＥＣＢ）専務理事兼チーフエコノミストの講演が予定されている。１１月の独消費者物価指数速報値は、大方の予想が前年比２．３％上昇となっており、前年比の伸びが前月の２．０％上昇から加速するとみられている。
　
MINKABU PRESS