アジア株 上海株は10月以来の高値、米中が正式に関税休戦90日間延長を発表
アジア株 上海株は10月以来の高値、米中が正式に関税休戦90日間延長を発表
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 24876.65(-30.16 -0.12%)
中国上海総合指数 3661.01(+13.56 +0.38%)
台湾加権指数 24138.58(+3.08 +0.01%)
韓国総合株価指数 3233.32(+26.55 +0.83%)
豪ASX200指数 8856.00(+11.23 +0.13%)
アジア株は軒並み上昇、米中関税休戦の延長を好感。
トランプ米大統領は対中関税停止90日間延長の大統領令に署名、中国政府も米国と関税休戦を90日間延長することで合意したと発表した。米中が正式に11月10日までの延長を発表したことで市場に安堵感が広がっている。ただ、数週間前から延長の可能性は報じられていたため市場の反応は限定的。11月期限までに米中は貿易協議を前進させ、年後半にも米中首脳会談が実施される見通し。中国は「信頼できない企業」のリストに掲載された12の米企業に対する措置を一時停止した。
韓国株は1週間半ぶり高値、上海株は昨年10月以来の高値をつけている。豪州株は史上最高値をつけたあと上げ幅を縮小している。
香港株は小幅安。米中進展が好感されている一方、米CPIへの警戒感が高まっている。香港は金融政策を米国に連動させているため、きょうの米消費者物価指数は注目だ。前回から伸びがやや加速することが見込まれているが、予想とほぼ一致なら9月米利下げ実施との見方は変わらずか。

執筆者 : MINKABU PRESS
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