豪中銀声明3 見通しについては引き続き慎重な姿勢を維持
基調的インフレ率は引き続き2-3%の目標レンジの中央値に向かって低下しており、予想通り労働市場がやや緩和していることから、理事会は金融政策の更なる緩和が適切と判断。
これにより、年初からの利下げ幅は0.75%になる。
しかしながら、理事会は、特に総需要と潜在供給の双方に関する不確実性が高まっていることを踏まえ、見通しについては引き続き慎重な姿勢を維持。
理事会は、国際情勢がオーストラリアの経済活動とインフレに重大な影響を及ぼす場合、金融政策は断固として対応する態勢が整っていると指摘。
理事会は、データとリスク評価の進展に基づいて決定を行う。その際、世界経済と金融市場の動向、内需の動向、インフレと労働市場の見通しに細心の注意を払う。理事会は、物価安定と完全雇用の実現という責務に注力し、その達成に必要な措置を講じる。

執筆者 : MINKABU PRESS
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