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ダウ平均は横ばい 明日の米雇用統計待ち=米国株序盤

株式 

NY株式2日(NY時間12:39)(日本時間01:39)
ダウ平均   44462.51(-32.43 -0.07%)
ナスダック   20375.79(+172.90 +0.86%)
CME日経平均先物 39785(大証終比:-5 -0.01%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は前日付近で上下動している一方、前日売られていたIT・ハイテク株には買い戻しが入り、ナスダックは上昇している。取引開始前に6月のADP雇用統計が発表され、3.3万人減と予想外の減少となった。市場は明日の6月の米雇用統計を見極めようとしている中、本日のADPは警戒感を示す内容ではあったようだ。

 ストラテジストは「ここ数カ月に渡り、労働市場の減速を見て来た。われわれは、FRBがインフレよりも労働市場に注目するようになるには、本日のADPのようなネガティブな数字が必要になると考えていた。今回の結果がその契機になることを期待している」と述べていた。
 
 ADP雇用統計は政府が発表する米雇用統計との乖離が大きいことで知られている。「明日の米雇用統計は11万人の雇用増が予想されているが、もし、本日のADPと同様に弱い数字であれば、今月のFOMCでの利下げが視野に入る可能性も排除できなくなる」との声も出ている。ただ、短期金融市場ではその可能性を25%程度で見ている状況。

 市場はまた、7月9日の貿易交渉期限を前に協議の進展を注視している。トランプ大統領は日本への圧力を強めていたが、ベトナムとは合意したようだ。ベトナムの対米輸出に対して20%の関税、他国経由の輸出(トランシップメント)には40%の課徴金も課す一方、米国からベトナムへの商品への関税は撤廃。

 この協定は米企業にとって勝利と受け止められ、発表を受けてRH<RH>やウィリアムズ・ソノマ<WSM>など家具関連やナイキ<NKE>などのアパレルメーカーの一角が上昇。

 市場には楽観的な雰囲気が広がっているが、このところの上昇で利益確定売りのリスクが高まっているとの指摘も出ている。先週、米国株への強気な資金流入が顕著に増加していたが、それが今後の上昇余地を妨げる要因にもなり得るという。特にIT・ハイテク株に関しては、ロングが過去と比べてもかなり偏った水準に達しているという。

 テスラ<TSLA>が7日ぶりに反発。取引開始前に4-6月期(第2四半期)の納車台数および生産台数を発表し、納車台数は予想こそ下回ったものの、警戒したほどではなかったとの指摘が出ている。

 医療保険のオスカー・ヘルス<OSCR>が大幅安。アナリストが投資判断を「売り」で新規カバレッジを開始し、目標株価を17ドルに設定した。

 医療保険のセンティーン<CNC>が急落。前日引け後に2025年通期のガイダンスを撤回した。保険市場の動向が従来の想定と大きくずれ、売上高に18億ドルの影響を及ぼす可能性があると説明している。

 コールセンター向けソフトウェアを手がけるベリント・システムズ<VRNT>が大幅高。投資会社のトーマ・ブラボーと身売りに向けた協議を行っていると伝わった。

 ビル管理サービスのブライトビュー<BV>が下落。前日引け後に通期のガイダンスを公表し、売上高の見通しを下方修正した。EBITDAについては、従来からレンジを縮小している。

オスカー・ヘルス<OSCR> 17.43(-3.02 -14.77%)
センティーン<CNC> 34.23(-22.42 -39.58%)
ベリント<VRNT> 20.86(+2.27 +12.21%)
ブライトビュー<BV> 15.13(-1.72 -10.21%)

ナイキ<NKE> 76.11(+2.70 +3.68%)
RH<RH> 206.30(+7.33 +3.68%)
ウィリアムズ・ソノマ<WSM> 172.18(+2.99 +1.76%)

アップル<AAPL> 210.62(+2.80 +1.35%)
マイクロソフト<MSFT> 491.97(-0.08 -0.02%)
アマゾン<AMZN> 221.06(+0.60 +0.27%)
アルファベットC<GOOG> 178.91(+2.00 +1.13%)
アルファベットA<GOOGL> 177.77(+1.93 +1.09%)
テスラ<TSLA> 312.75(+12.04 +4.00%)
エヌビディア<NVDA> 157.41(+4.11 +2.68%)
メタ<META> 718.22(-1.00 -0.14%)
AMD<AMD> 139.37(+3.26 +2.40%)
イーライリリー<LLY> 777.12(+1.22 +0.16%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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