アジア株 台湾加権が大幅高
東京時間17:36現在
香港ハンセン指数 25081.63(+171.00 +0.69%)
中国上海総合指数 3639.67(+5.67 +0.16%)
台湾加権指数 24003.77(+556.41 +2.37%)
韓国総合株価指数 3227.68(+29.54 +0.92%)
豪ASX200指数 8831.37(-12.29 -0.14%)
インドSENSEX30種 79911.50(-632.49 -0.79%)
7日のアジア株は総じて上昇。中国・香港株に一時売りが強まる場面も切り返すなど、一方向の動きにならず。昨日史上最高値を更新した豪ASXは利益確定売りが一時目立ったが、前日終値近くまで戻して引けるなど、底堅さを見せた。台湾加権が大幅高。米トランプ大統領が半導体に関する100%関税を警告も、米国に生産拠点を移転する場合は対象外とするとしたことで、台湾TSMC、韓国サムスン電子、SKハイニックスなどが対象から外れたことで、台湾、韓国株の買いが入った。
上海総合指数は前日終値近くで引けた。朝方プラス圏スタートも一時売りが出た。ロシア産原油輸入をめぐる米国の警告などが重石となったが、米中関係の悪化を避ける配慮が見られたことで買い戻された。四大銀行の中国農業銀行、中国工商銀行、中国銀行がしっかり。医薬品・保険の売りが目立ち、医療製品のウーシーアプテック、四川百利天恒薬、中国人寿保険、新華人寿保険などが軟調。
香港ハンセンは朝方売りが出る場面が見られたが、その後切り返した。カジノ経営のサンズチャイナ、不動産のワーフ・リアルエステートが堅調、バイオ医療のウーシーバイオロジクス、医療製品のウーシーアプテック、医薬品の石薬、携帯電話のシャオミなどが軟調。
豪ASX200指数は昨日史上最高値を付けた反動もあって利益確定の売りが見られたが、限定的な低下に留まり、少し戻して昨日終値に近い水準で引けた。医薬品のCSL、不動産デジタル広告のREA、医療機器のレスメド、建築資材のジェームズハーディー、物流サービスのブランブルズなどが軟調。貴金属のノーザンスターリソーシズ、カジノ用ギャンブルマシンなどのアリストクラートレジャーなどがしっかり。

執筆者 : MINKABU PRESS
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