【海外市場の注目ポイント】7月の米生産者物価指数など
日本時間午後9時半に7月の米生産者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比2.5%上昇、コアの大方の予想が前年比3.0%昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の2.3%上昇、2.6%上昇から加速するとみられている。米生産者物価指数は直近5カ月では、おおむね予想を下回っており、今回も予想から下振れするようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の9月の大幅利下げ観測が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後6時に4-6月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値も発表される。大方の予想は前期比0.1%増となっており、速報値の同0.1%増から変わらないと見込まれている。
さらに、このあとの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)関係者の発言も予定されている。日本時間午後11時にムサレム米セントルイス地区連銀総裁がテレビに出演、同15日午前3時にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁が討論会に出席することになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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